らいらいか

ごはん、お酒、猫、本好きの三十路サラリーマンのブログです。

海外からの電話

年間を通じて海外の全く知らない相手から会社に電話がかかってくることは少ないけれど、今月はなぜか複数かかってきている。相手はアメリカ人、インド人、ロシア人。

同じ部署の人たちは英語が全く使えない、もしくは英語を話す相手に気後れするらしく、こういうときは僕に役割が回ってくる。といっても、僕だって英語は自由に操れない。けど英語の電話は嫌いではない。無料で英会話のレッスンができると思って喜んで引き受けている。相手が何を言ってるかわかるまで何回も聞き返し、こちらの言いたいことを言うだけ。それでも一応何とかなっていると(勝手に)思っている。

 

個人的には、電話から生まれる壮大なビジネスの可能性だってあるはずと思い、相手に会社のメールアドレスを教え、やりとりを続けることにしている。相手の会社の情報や、どんなビジネスをやっていきたいと考えているか、詳細を連絡してもらうためだ。相手の連絡先が分かれば、こちらとしても、会社のHPやほかのネット検索から情報を得られる。

 

ただし、僕が働く会社はいわゆる大企業だ。海外だろうが国内だろうが営業の電話がかかってきても、ビジネスにつながる確率は限りなく低い。上の人が言う理由はいつも決まっている。「そんな会社知らない。聞いたこともない会社とのビジネスなんてリスクが大きい。海外なんて、どんな政治的リスクがはらんでいるかもわからない。」

 

最近電話をかけてきた3名はみんな違っていたけれど、なんとなく彼らは自分の意思で動けているであろう感じがした。それがとても羨ましかった。アメリカ人は「もう日本行きのチケットを予約した。」と平気でうそを言い、ロシア人は「困ったらうちの会社のHPを見てほしい。」とロシア語しか表示されないHPを教えてくれた。とても丁寧に対応してくれているのがインド人で、どうあがいたって成立しないビジネスのためにここまで情報を与えてくれることを少し申し訳なくも思ってしまう。

 

僕が働く会社が特別なのか、ほかの大企業も同様なのかはわからない。もしかしたら中小企業も同じなのかもしれない。

 

ただ、働くことってどういうことなのか、と考えてしまう。

 

仕事が楽しいと思うとき、それは自分に裁量権が与えられ、それを感じられる時だと思っている。それはやりがいであり、少し大げさな言い方をすれば幸せでもある。コンサルタントをやっている僕の好きな人が、言っていた言葉を思い出す。「今の仕事は中小企業向けの案件が多いけれど、社長のYESで物事が一気に進む。それが楽しい。」

 

一方で、自分が働く時間の大半は、上司の安心材料を作るためだけの屁理屈をふんだんに盛り込んだ資料作りである。初めから着地点を見据えた出来レースであり、本音で議論が行われることはほとんどない。みんなが上司の顔色をうかがい、悪くない答えを用意する。決してベストではない。

 

僕はもう30歳だ。若手ではない。何をやるか、どうやるか、なぜやるか、あるべき姿を考えて行動に移さないといけない。やりがいを感じ、楽しく働くにはどうすればいいか。

 

ぼんやりとした答えは見えている。

 

久々に(あまり中身はないとはいえ)記事を一つ書けて満足している。最近はまっているJohn Powellの音楽を聴きつつ、明日の英気を養うことにする。

 

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